ケンサキイカ(アカイカ)


大きさ

胴長15cm~45cm。最大で60cmになる。

主な釣り方

水深50mから100m程度の深場に生息していますが、4月から7月の産卵期になると浅瀬に回遊してくるので、桟橋からも釣ることができます。時期は年によって多少前後しますが、大きくずれることはありません。他の時期には釣れません。

 

釣り方は主に餌木に魚の身等を撒きつけて、電気ウキとケミホタルを付けて釣る「ケンサキイカ(アカイカ)エサ巻きスッテの仕掛け」が一般的です。ブッコミ釣りといってウキを付けないで釣る人もいます。

 

スッテに巻くエサはサメかウツボを使っている人が多いです。フグにつつかれることがよくあるので、身持ちの良いエサとして使われています。

島の釣具屋さんに売っているキビナゴも使えます。サメやウツボより釣れるという人もいますが、身持ちは明らかに悪いです。フグがいるとすぐになくなってしまい、巻き直すのに手間がかかります。

ほかに自分で釣った魚も餌になります。私はさばいたときに余った皮を使っています。

 

アタリはウキとケミホタルの位置で判断します。ウキが沈めばわかりますが、仕掛けを水平に引っ張られるとウキが沈まないので、ケミホタルがないとおそらくわかりません。慣れないと難しいです。親切な隣人は教えてくれます。

 

エギングでも釣れます。

食味

刺し身はもちろん、煮ても焼いても揚げても美味しい。イカの王様と言われるアオリイカよりも美味しいという人が多いです。

長期保存ができる

イカは真空パックにして冷凍しておけば長期保存ができます。魚と違って冷凍してもほとんど味が落ちないので、刺身でも美味しく食べられます。たくさん釣って食べきれないイカを冷凍保存しておけば、いつでも好きなときにイカを食べることができます。

 

保存方法は真空パックでの保存がおすすめです。

ビニール袋などに入れて冷凍すると、少しずつ酸化しますし、水分が昇華して乾燥が進みます。また冷蔵庫内の臭いうつりもします。

釣って間もないうちは気になりませんが、時間が経つにつれて美味しくなくなっていくので真空パックでの保存がおすすめです。

ポイント


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